12月

  • 片思い / 東野圭吾 /文藝春秋/「心はやっぱり心に反応するのよ。」
  • / 柳美里 /小学館/微笑みは約束だと思う。
  • ノルウェイの森 / 村上春樹 /講談社/「ねぇワタナベ君、英語の仮定法現在と仮定法過去の違いをきちんと説明できる?」と突然僕に質問した。「できると思うよ」と僕は言った。「ちょっと訊きたいんだけれど、そういうのが日常生活の中で何かの 役に立ってる?」「日常生活の中で何かの役に立つということはあまりないね」と僕は言った。「でも具体的に何かの役に立つというよりは、そういうのは物事をより系統的に捉えるための訓練になるんだと僕は思ってるけれど」
  • Harry Potter and the Order of the Phoenix / J.K.Rowling /Arthur A Levine Books/"You need to mean them, Potter!"
  • Forget SPAM Blockers! /Karyn French //Subject: Stop email like this one...

11月

  • 真紅の歓び / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /早川書房/『おれはきみに欠けている面を補う。おれたちの強みと弱みが完璧にかみ合っているために、おれたちは双方を足した合計よりはるかに強くなっている』
  • 初秋 / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /ハヤカワ文庫/『それが真実を知る手がかりの一つなんだ。極度に断定的であるのは、脅えているか、愚かか、あるいはその両方なんだ。』
  • / 中上健次 /文藝春秋/ぼくや斉藤はたとえ口ではどんな強がりを言っても、この実際的な世界の、実際的な場所、それは端的に言えば、金のうけわたしの場所であるが、そこでは、妙に自分が萎えちぢみ、ちいさくなってしまうのだ。
  • 月曜日の兄弟たち / 干刈あがた /福武書店/『コンピューターより人間の方が、複雑なものを判断する能力はあると思います。
  • ウホッホ探検隊 / 干刈あがた /福武書店/無理に話を続けるために言葉を捜したり、考えを進めようとすると、君が考えていることの破片のキラメキが消えてしまいそうな、そんな感じがして、私は黙っていた。
  • 緊急の場合には / マイクル・クライトン/清水俊二 訳 /ハヤカワ文庫/ボストンは事故率ではロサンゼルスより高く、アメリカでは最高である。
  • 告別 / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /早川書房/私は生まれてこの方ずっと自分という人間と一緒なのだが、今頃になってやっとその点についていろいろ考え始めている。
  • アメリカンビート / ボブ・グリーン/井上一馬 訳 /河出書房新社/私たち三人がそのメチャクチャな人生のなかでいったい何をなしとげようとしているのか、私は自分でもわからない。だが、父と母ははじめたことをやりとげている。ひとつの家族を育て上げたのである。
  • 安部先生、患者の命を蔑ろにしましたね / 櫻井よしこ /中央公論新社/このくだりを平静な気持で書き続けることは容易ではない。少しでも油断すると、自分の心にしっかりとかけたつもりの理性の箍(たが)がゆるみ、そのゆるんだわずかな隙間から、安部氏らの理不尽かつ無責任な患者への姿勢に、払っても払っても消えない心底からの憤りが噴き出してくる。安部先生、あなたは一体何者か。

10月

  • / 柳美里 /小学館/嘘というのは事実を変えて話すことでもあるが、重要なことを話さないことも嘘である。
  • ヨメより先に牛(ベコ)がきた / 役重真喜子 /家の光協会/「家族がいて、こういう生活をしたい、このくらい金が要るがこのくらい家族との時間だって欲しい、というところから逆算して経営を決めるんだ。それが農業の強みさ」
  • 遺骨 / アーロン・エルキンズ/青木久恵 訳 /ハヤカワ文庫/人間のコントロールの及ばないことにわざわざ責任を取らなくても、人生十分に困難ではないか。
  • 千里眼 / 松岡圭祐 /小学館文庫/「不可能を可能にするのがエンジニアの仕事だからね。」

9月

  • OUTWARD June 2003 No.24「一冊の本 第十八回 『木』幸田文」 / 宇土巻子 /株式会社モンベル/先日息子がポツリと言った。「本って内容じゃなくて厚さで値段が決まるンだね」これは362円の本である。これほど価値ある362円はそうあるものではない。
  • 突発出現ウイルス / スティーヴン・モース 編/佐藤雅彦 訳 /海鳴社 /厳しい言い方で恐縮ではあるが、建設的な批判をしておく必要があると思うので敢えて言うことにする。世間にはまことに情けのない風潮がまかり通っていると。 … あらためて言うが、宿主と寄生体に関わる進化のような現象は複雑で錯綜した力動的な関係のなかで生成展開していくものなのであって、それを扱うのに相応しい慎重に考え抜かれた分析的手法を無視して勝手なことばかり言っていても、そんなものは空疎な”お喋り”に終わるのが関の山だろう。(第6章宿主とウイルスの関わりあいの「生態学」と「進化論」/ロバート・メイ)
  • 魔女旅に出る / スピッツ(草野正宗 作詞) /Road&Sky /♪手を離したならすぐ 猫の顔でうたってやる ラララ 泣かないで ラララ 行かなくちゃ いつでもここにいるからね

8月

  • おれは非常勤 / 東野圭吾 /集英社文庫 /昔からこうしたガキはいた。それを矯正できなかったから、現代はアホな大人だらけなのだ。
  • 光と影の誘惑 / 貫井徳郎 /集英社文庫 /
  • ライオン先生(カカシの夏休み) / 重松清 /文春文庫 /「親や教師はお手本なんかじゃない。ただ、オトナなんです。」
  • テレメンタリー2003 「58年目の真実(2)被爆者・投下部隊から後生へ」 / フレッド・オリビ(長崎原爆投下クルー) /ABCテレビ /戦争では両方負ける

7月

  • 氷の眠り / アーロン・エルキンズ/嵯峨静江 訳 /ハヤカワ文庫(ミステリアス・プレス) /進化----すなわち、適応とは、”進歩”でも”発達”でもなく、時の圧力に反応することである。
  • P.I.P.(プリズナー・イン・プノンペン) / 沢井鯨 /小学館文庫 /自分が生き残るためなら平気で人を殺せる人間だけがポルポト兵の中で生き残った。
  • 失踪症候群 / 貫井徳郎 /双葉文庫 /
  • ゼロの罠 / ポーラ・ゴスリング/秋津知子 訳 /ハヤカワ文庫 /「ぼくの仕事はほとんど全部、仮説なんだ。われわれに本当にわかっていることは非常に少ない ---- そして、わかったと思ったとたん、誰かが何かを発見してそれがまた根底からくつがえされてしまうんだ。
  • チムグリシャヌ(他人の苦しみは胸が痛んで放っておけない)は沖縄の心よ〜 / 平良とみ /Safety Family 2003年夏号 /ウチナー(沖縄)には、昔から「目グスイ(薬)、耳グスイ(薬)」といって、芝居や踊り、歌や三線(サンシン)などの芸が心のクスリになるという言葉があります。
  • 半パン・デイズ / 重松清 /講談社文庫/六年生も、五年生も、四年生も、三年生も、二年生も、一年生も、たった一度きりしかないんだと、そんなのあたりまえのことだけど、いま、気づいた。
  • 貴船菊の白 / 柴田よしき /新潮文庫/送り火が消えるまでの僅かな時間。・・・ 二度と戻らない、ある夏の景色
  • リセット / 北村薫 /新潮文庫/いつも自分を軸として流れている時というものが、実は、遥かな別の人の周りにも流れている
  • ぐれる! / 中島義道 /新潮新書/男の子すべては自分の生まれながらの力だけをもって、フェアに戦わねばならないのです。
  • 殺人症候群 / 貫井徳郎 /双葉社/あらゆるタイミングが重なった瞬間、和子の脳裏を占めたのは、「母親であることの意味」だった。なぜ人は、我が子を無条件に愛するのだろう。
  • プリズム / 貫井徳郎 /創元社推理文庫/

6月

  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景 / 貫井徳郎 /集英社文庫/
  • 天使の屍 / 貫井徳郎 /角川文庫/
  • 誘拐症候群 / 貫井徳郎 /双葉文庫/
  • 修羅の終わり / 貫井徳郎 /講談社文庫/
  • 白いぼうし / あまんきみこ /国語4年(上) 光村図書/「『これは、レモンのにおいですか。』ほりばたで乗せたお客のしんしが、話しかけました。『いいえ、夏みかんですよ。』」
  • アップル社トップデザイナーに聞く『パワーマックG5』の秘密 / Leander Kahney・遠山美智子/高森郁哉 訳 /Hotwired Japan 2003年6月25日 / "It's really much more potent when you don't put on a veneer pretending to be powerful," he said. "I see (the G5) as a tool. It's an extremely powerful tool. There's not a plastic fac,ade that adds to the fact that it's a really powerful tool. It's very, very obvious that it is what it is." 「『強力だと見せかけようとしたりしない方が、本当はずっと強力なのだ』とアイブ氏は答えた。『私は(G5を)道具だと思っている。きわめて強力な道具だ。これが本当に強力な道具だという事実に、安っぽい見せかけを付け加えたりはしない。これがあるがままの姿だということは一目瞭然だ』」[ 記事全文 ]
  • OUTWARD June 2003 No.23「川へ。川で遊ぼう。」 / 野田知佑 /株式会社モンベル/「釣った魚を殺すこと、ナイフを握って魚をさばき、血を流させること、人間は他の生き物を殺して生きているのであって、生き物を殺してはいけませんなどというのは偽善である−−−そんなことを教えている。」
  • バカの壁 / 養老孟司 /新潮新書/「学問というのは、生きてるもの、万物流転するものをいかに情報という変わらないものに換えるかという作業です。」

5月

  • 日本沈没 / 小松左京 /光文社文庫/「『日本は、もう沈んだろうか?』」

4月

  • ソロ 単独登攀者 山野井泰史 /丸山直樹 /山と渓谷社/「『その先に、本当の自分が見えるからだ』『美しく、難しい所はどこか?』『(登山界の常識にしたがえば)8000メートル峰を登った方が評価されるよね。でもそんな評価には目もくれず、7000メートルの難しいところを登るのが、本当のクライマーだと思うんだ。よくクルティカが言うけど、バルトロでとなりあって立っているG2(ガッシャブルムII峰)とG4を比べた場合、だれだってG4の方が美しいと思うはずなんだ。見て美しいし、だいいち山の迫力が全然違うからね。でもほとんどのひとは、登るとなったらG2を選ぶよね。簡単に登れるし、8000メートル峰だし・・・・。でも本当の理由は、G4が怖いんだよね。行ったら死ぬかもしれない、って直感的にわかるから。でもクライマーは、怖いけど美しい方を選ぶんだ。迫力のある山の方を、おのずと選ぶんだ。怖くて取り付けそうにない山を、本気で登攀対象にするかどうかが、クライマーと普通のひとを分ける差だろうね』」
  • / 乃南アサ /新潮文庫/「別れが悲しいというわけではないという気がする。ただ、人生にはどうしようもないことがあるという、その思いが辛かった。」
  • 死者の奢り・飼育 / 大江健三郎 /角川文庫/「おれたちは切実な限界状況からまったく隔絶されている。」
  • 月神(ダイアナ)の浅き夢 / 柴田よしき /角川文庫/「『人と人との間に、ふさわしいとかふさわしくないなんてことは、ないんだ。』」
  • エベレスト 非情の最高峰 / ブロートン・コバーン /日経ナショナル ジオグラフィック社/「エベレストで遭難した犠牲者の数は、150人以上に及んでいる。頂上を目指した登山者30人につき1人、登頂を果たした人間に5人につき1人の割合である。遺体の多くは発見されぬまま、今もこの山で眠っている。」

3月

  • Toy Story 2 / Pixer & Walt Disney //"You can't rush art" / "You killed my father!" "No, Buzz Lightyear. I am your father!"

1月

  • 慟哭 / 貫井徳郎 /創元推理文庫/「『施術者よりも被術者の精神にこそ不思議が存在すると俺は思うんだが』」
  • 暗号解読 / サイモン・シン/青木薫 訳 /新潮社/「『神は愚か者に報いたまうのです』(by マーティン・ヘルマン=公開鍵暗号方式の発見者の一人)」
  • フェルマーの最終定理 / サイモン・シン/青木薫 訳 /新潮社/「感想を求められた志村は穏やかに微笑むと、控え目に、しかし威厳をもってさらりとこう述べた。『だから言ったでしょう』」

© Copyright 2013 Kei Tokita, Powered by Pukiwiki.  Last-modified: Sun, 23 Jun 2013 13:50:22 JST (2339d)   リロード   新規 編集 凍結 差分 添付 複製 改名   トップ 一覧 検索 最終更新 バックアップ   ヘルプ   最終更新のRSS