***複雑な進化力学系における種の豊富さのパターン [#e5bddfb3]
 
 時田恵一郎(ハーバード大学進化力学プログラム、阪大サイバーメディアセンター、阪大院理、阪大院生命機能)
 
 '''Physical Review Letters''' (米国物理学会論文誌レターセクション), ''93'' (2004) 178102-1~4.
 '''Physical Review Letters''' (米国物理学会論文誌レターセクション), ''93'' (2004) 178102.  [Preprint ([[nlin.AO/0409033:http://arxiv.org/abs/nlin.AO/0409033]]),  Full text ([[APS Journals Online:http://scitation.aip.org/getabs/servlet/GetabsServlet?prog=normal&id=PRLTAO000093000017178102000001&idtype=cvips&gifs=Yes]])]]&br;
 Selected for [['''Virtual Journal of Biological Physics Research''':http://scitation.aip.org/getabs/servlet/GetabsServlet?prog=normal&id=VIRT02000008000009000079000001&idtype=cvips&gifs=Yes/]]
 
 
 複雑な生物ネットワークにおける、[[種の豊富さのパターン]](Species abundance patterns: SAP)についての統計力学的な理論を示す。扱われたモデルは、群集形成の進化モデル([[Tokita and Yasutomi, 2003>TY_TPB_2003]])で現れた大規模な群集に対応し、多様な種間相互作用をもつ多種ロトカ・ボルテラ方程式と等価である。そのような、いわゆるレプリケーター方程式系に基づき、実際の多くの生態系において観察されるSAPが、単一のパラメータに依存して導かれた。個体数の分布(どれくらいの個体数を持つ種がどれくらいいるか)は、古典的に知られる「左に歪んだ対数正規分布」に近い形になり、SAPを再現するパラメータ領域において、いわゆる「[[正準仮説]]」も満たされることがわかった。扱われたモデルは、生態学以外でも使われる一般的な形式をもつので、導かれた結果は遺伝子発現などの他の複雑な生物ネットワークにおける同様の巨視的パターンへの応用も可能であると考えられる。
 
 -本論文は,米国物理学協会・米国物理学会のオンライン論文選集([[Virtual Journal of Biological Physics Research, 8-9, November 1, 2004:http://scitation.aip.org/getabs/servlet/GetabsServlet?prog=normal&id=VIRT02000008000009000079000001&idtype=cvips&gifs=Yes]])に選ばれた.
 -[[英文Summary>KT_PRL_2004_Summary]]

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