著書・訳書 †
- "岩波 生物学辞典 第5版"(分担:「群集の中立モデル」(p382)担当)、岩波書店、2013年2月刊行予定
- "数理科学事典"(分担:「多種共存の生態学」(pp241-247)担当)、丸善、2009年 Go Amazon
- シリーズ群集生態学3 "生物間ネットワークを紐とく"(共著:第6章「中立モデルとランダム群集モデル」(pp185-221),
コラム2「複雑ネットワーク理論の基礎」(p223-244)担当)、京都大学出版会、2009年 Go
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- "SGCライブラリ-65「ネットワーク科学への招待」" Go
青山秀明・相馬亘・藤原義久 共編著(「生態ネットワークのダイナミクス」(pp.83-89)担当)、サイエンス社、2008年7月
- "進化経済学ハンドブック"(共著:「ゼロサムゲーム力学系」(pp281-285)担当)、共立出版、2006年 Go Amazon
- "プラントミメティックス”(共著:「水平構造の成立メカニズム」(pp.572-576)担当)、エヌ・ティー・エス、2006年8月 Go Amazon
- "複雑系の構造と予測" 複雑系叢書1(共著:「大規模生物ネットワークの数理」(pp1-36)担当)、共立出版、2006年 Go Amazon
- "SGCライブラリ-44「ゲーム理論のフロンティア」" Go
松田裕之・池上高志 共編著(「ゼロサムゲームの数理」(pp.38-45)担当)、サイエンス社、2005年12月 (訂正)
- "複雑さの数理" ("Complexity" by R.Badii & A.Politi) Amazon
相澤洋二 監訳、龍野正実、時田恵一郎(第3章pp.39-84, 第6章pp.147-200)、橋本敬、秦浩起 訳、産業図書、2001年7月
[書評:藤坂博一氏、日本物理学会誌、2002年3月号 pp.201]
- "脳科学大事典" (分担:「12.3 レプリカ法」(pp.964-969)担当)、 朝倉書店、 2000年 Go Amazon
紹介記事 †
- 巌佐庸, "生態系における偶然",特集 偶然から必然へ
数理科学, 2006年1月号, No.511, pp.42-47. Go
ランダム群集モデルの絶滅ダイナミクスにおける,残存種の予測不可能性などを解説してくださいました.
- "種の絶滅に隠された法則はあるか" Go
岩波「科学」1998年3月号「科学時事」 複雑系国際会議での発表について
和文誌 †
- 時田恵一郎
"進化と多様性に関する理論研究"
国際高等研究所 高等研報告書 生物進化の持続性と転移 (2011.5), pp.229-236.
- 時田恵一郎
"複雑で安定なシステムが進化する条件とは何か"
国際高等研究所 高等研報告書 ダイナミックスからみた生命的システムの進化と意義 (2008.2), pp.103-112.
- 杉浦正康, 時田恵一郎
"HIV抗原多様性ネットワーク"
日本ソフトウェア科学会 ネットワークが創発する知能研究会 第2回ワークショップ(JWEIN2006) 講演論文集, pp.45-48.
HIVの抗原進化を考慮した数理モデルを解析して,潜伏期間の長さやAIDS発症の条件を明らかにしました.
- 入江治行, 時田恵一郎, 羽原浩史
"ベントスの種個体数分布と種数面積関係"
京都大学数理解析研究所講究録, No.1432 (2005), pp.116-120. Go
干潟の生態系でも観測されている,ベキ型の個体数分布からベキ型の種数面積関係が解析的に導かれることを示しました.
- 時田恵一郎
"自由集会「生物多様性科学の統合をめざして」参加レポート" Go
日本生態学会誌、Vol.55, No.2 (2005), pp.313-318.
- 時田恵一郎
"多様性の進化と維持機構"、特集「進化の周辺」
人工知能学会誌 Vol.19, No.6 (2004), pp.678-685. Go
- 時田恵一郎
"蝶の羽ばたきは嵐を呼ぶか? : カオスは生命をかく語りき"、 連載 今からでも遅くない物理入門 12 最終回
細胞工学、 2004年9月号, Vol.23, No.9, pp.1070-1076. Go
生物の個体数変動を表す簡単な方程式等を題材にして,カオスと生命現象のつながりを高校生にもわかるように平易に(^^;解説しました。
大阪大学大学院生命機能研究科の紹介ページ
- 時田恵一郎
"ゼロサムゲームの数理"、連載 ゲーム理論の新展開 その思想と展望をひらく
数理科学、2004年7月号, No.493, pp.76-83. Go
相互作用が「反対称行列」であるようなゼロサムゲームの特徴を非線形力学・統計力学の視点から解説しました。
訂正
- 時田恵一郎
"複雑さの起源 --”拡張された工学”の視座へ--"
高温学会誌, Vol.28, No.6, (2002), pp.309-314.
「創造と実践」の記事に加筆修正したものです。「小さな世界のネットワーク」についての簡単なレビューを加えました。
- 時田恵一郎
"複雑さの起源を問う"
創造と実践 (大阪大学全学共通教育機構・研究広報誌)、2001年創刊号(2001年3月) No.1, pp.79-83.
NP完全問題(難しい組み合わせ最適化問題)を出発点に、「複雑さ」と「複雑系」について考えてみました。
- 時田恵一郎
"「はい、複雑な生態系が安定な場合はあります」 --30年来の「生態学のパラドックス」への解答--"
「オープンダイナミックスの諸相」論文集 pp.22-32、計測自動制御学会第23回システム工学部会研究会
オープンダイナミックスの諸相研究会、慶応大学理工学部(矢上キャンパス) マルチメディアホール(2001年6月1,2日)
大自由度ランダム生態系モデルに対する理論研究のレビューと多様性のダイナミクスについて講演しました。
- 時田恵一郎
"蛋白質のデザインおよび進化:生命と物質の間のボトルネックを抜ける"
物性研究, 76(1) (2001/4) pp.134-145
研究会「複雑な多谷ポテンシャル上で生起する動力学的諸問題 -力学的決定性と統計性の中間領域を探る-第1回」
奈良女子大学理学部(2000年11月13-14日)の報告書
- 時田恵一郎
"複雑系からみた生命と認知の問題"
物性研究, 73(2) (1999/11), p.216.
第44回物性若手夏の学校
- 時田恵一郎
"進化の問題を(統計)力学の立場から考える"
物性研究, 67(2) (1996/11), pp.237-243.
第41回物性若手夏の学校
- 時田恵一郎
"From the SK model to Protein Foldings".
物性研究, 61(5) (1994/2), pp.392-393.
研究会「複雑系2」@京都大学基礎物理学研究所の報告書
- 時田恵一郎
"大域結合系の多重谷構造"
物性研究, 59(3) (1992/12), pp.322-325
研究会「複雑系」@京都大学基礎物理学研究所の報告書
学位論文 †
- Kei Tokita
"Replica Symmetry Breaking and Multivalley Energy Landscape in the Hopfield Model"
Doctorate thesis, University of Tokyo (1994)
- 時田恵一郎
"ニューラルネットの統計力学 −平衡系から非平衡系へ−"
早稲田大学修士論文 (1991)
書評 †
- サイモン・レヴィン/著 重定南奈子・高須夫悟/訳 (2003)
「持続不可能性ーー環境保全のための複雑系理論入門」 文一総合出版
日本生態学会ニュースレター No.7 (2005), pp.33-34. Go
コラム †
- 時田恵一郎 「仙台大会印象記」,日本進化学会ニュースレター,2005年 Go
- 時田恵一郎 『真冬のボストン日記』 PDF(23kB)、数理生物学懇親会ニュースレター、20号、1996年10月