12月

  • 世界の中心で、愛をさけぶ / 片山恭一 /小学館/「いまここにあるものだけが、死んでからもありつづけるんだと思うわ」
  • 世界で一番ロマンチッックな海 / 鎌田敏夫 /角川文庫/「まわり道をしなければ、得ることの出来なかった人生」(そのひとの匂い)

10月

  • 家族 / 南木佳士 /文春文庫/「謙虚でない人の言葉って下品なんだなってつくづく思ったのよ」
  • あなたにあいたくて生まれてきた詩 / 詩を選んだ人 宗左近 /新潮文庫/「今日は」こそが、詩です。
  • 私がInternet Explorerを捨てた理由 / Charles Cooper /CNET Japan/私はマイクロソフトという巨人に対して何の抵抗も試みない弱虫である。人間にとって究極のコンピューティングエクスペリエンスを追い求めることよりも、物事が正しく動いてくれることのほうに興味がある。それが、有罪判決を受けた略奪的独占企業にしがみつく利点である。つまり、かなりの程度まで統一性がとれており、またアプリケーション同士も統合されていると仮定できるわけだ。
  • 垂直の記憶 / 山野井泰史 /山と渓谷社/はたして人は大きな夢を現実にした瞬間が最も幸せと言えるだろうか。
  • 阿弥陀堂だより / 南木佳士 /文春文庫/死ぬことは生者と別れることなのではなく、生者よりもはるかに多い死者たちの仲間に入るのだ

9月

  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / J. K. ローリング/松岡佑子 訳 /静山社/この世の中に、食事がしたいと思う人間がまだいるなんて、笑う人間がいるなんて。
  • エラゴン ドラゴンライダー1 意志を継ぐ者 / クリストファー・パオリーニ/大嶌双恵 訳 /「自分の体と心は、ほかの何者にも支配されるな。いつどんなときも思考を束縛されてはならん。自由だと思っていても、奴隷よりも重いかせでしばられていることもあるからな。」/

8月

  • 生命とは何か [複雑系生命論序説] / 金子邦彦 /東京大学出版会/分子に還元せずに、枚挙にも走らず、生物の普遍的な性質をどうとらえるか
  • 偶然と必然 / J. モノー/渡辺・村上訳 /みすず書房/科学は、唯一無二の出来事についてはなにも語ることはできず、それをどうすることもできない。

7月

  • 古典力学の革新 / 相澤洋二 /数理科学2004年8月号特集「古典力学の新展開」/カオスの実体は無限に精密な秩序構造と言える。
  • Harry Potter and the Order of the Phoenix / J.K.Rowling /Arthur A Levine Books/"There is nothing worse than death, Dumbledore!" snarled Voldemort. "You are quite wrong," said Dumbledore, still closing in upon Voldemort and speaking as lightly as though they were discussing the matter over drinks. ... "Indeed, your failure to understand that there are things much worse than death has always been your greatest weakness ---"
  • イチロー「一夜の夢」 クレメンスから二塁打 / イチロー /Kyodo News/「どんな状況でもモチベーションを保つ」

6月

  • 吉里吉里人 / 井上ひさし /新潮文庫/「もともと試験なんて言うものは馬鹿なものなのス。ただ、無ければもっと厄介な事になりそうだがらやってるだげだわ。」
  • 科学と抒情 / 赤瀬川原平 /新潮文庫/。。。そのうち電車に人が混んできてどうせもう見えないし、じゃあというんでバッグから「数理科学」なんて薄い雑誌を取り出したりして、しかし。。。。
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか / 文・村上春樹 絵・安西水丸 /朝日新聞社/何かに対するネガティブな方向の啓蒙は、場合によってはいろんな物事を、ときとして自分自身をも、取り返しのつかないくらい損なってしまうということだ。
  • 神の子どもたちはみな踊る / 村上春樹 /新潮社/「何かをわかっているということと、それを目に見えるかたちに変えていけるということは、また別の話なのよね。」(「蜂蜜パイ」)
  • 我らが隣人の犯罪 / 宮部みゆき /文春文庫/「僕たちはサボテンだ」(「サボテンの花」)

5月

  • すべてがFになる / 森博嗣 /講談社NOVELS/「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」
  • 『ウィンドウズXP』を『マックOS X』風にするユーザーたち / Leander Kahney・高橋達男/多々良和臣 訳 /Hotwi#a63d21 Japan 2004年4月30日 /"Simply compare the classic (Windows) look to any version of Aqua, and you can see how we would crave this type of interface. Windows XP is colorful, but it has no taste and doesn't have the minimalistic beauty of Aqua."「従来の(ウィドウズの)外見をAquaのどれかのバージョンと比べるだけでも、この種のインターフェイスをわれわれがいかに望んでいるかがわかるだろう。ウィンドウズXPは、カラフルだが味気なく、Aquaのミニマリズム的な美しさがない」ベン・メイザー『Aqua-Soft』の管理者の1人) 記事全文
  • Look Through My Eyes / Phil Collins /Brother Bear Soundtrack/ Just take a look through my eyes/ There's a better place/ somewhere out there/ Just take a look through my eyes/ Everything changes/ You'll be amazed what you'll find/ If you look through my eyes
  • 夫婦、この不思議な関係 / 曾野綾子 /PHP文庫/人に過大期待する人はいつも人に裏切られて怒ることになる。
  • おとうと / 幸田文 /新潮文庫/すべてが好転しているのに、これで終わりが来るというのはなぜだ? と思う。
  • 約束された場所で / 村上春樹 /文藝春秋/悪というのは人間というシステムの切り離せない一部として存在するものだろうという印象を僕は持っているんです。それは独立したものでもないし、交換したり、それだけつぶしたりできるものでもない。というかそれは、場合によって悪になったり善になったりするものではないかという気さえするんです。
  • ゴーマニズム宣言 4 / 小林よしのり /幻冬社文庫/ ほんとにモテたかどーかはボケた時にわかる
  • 村上春樹全作品 1979-1989 5 短篇集 / 村上春樹 /講談社/「僕はときどき人の生は、かなり大きな部分を他の誰かの死のもたらすエネルギーによって、あるいは欠損感と言ってもいいんですが、そういうものによって規定されているんじゃないかと感じることがあります。」(今は亡き王女のための)
  • 群像日本の作家 村上春樹 / /小学館/人間は、自分がなにかを理解した、と信じたときに笑う。そして理解とは発見の別名である。(謎と発見/井上ひさし)
  • 柩の中の猫 / 小池真理子 /新潮文庫/麦畠の畦道を駆け抜ける一人の少女と一匹の猫の姿は、絵のように美しかった。

4月

  • 夜ごとの闇の奥底で / 小池真理子 /新潮文庫/「下衆な問題をますます下衆にさせてしまうような気がしていやだったんだ」
  • 無伴奏 / 小池真理子 /集英社文庫/私は自分の胸のうちに生まれた悪魔を軽蔑し、同時に、祝福した。
  • 心室細動 / 結城五郎 /文芸春秋/「いいえ、罰を受けるのはこれからです」
  • 物理学とは何か(数理科学2004年5月号) / 戸田盛和 /サイエンス社/物理学は(数学も)人間の構成したものであって、自然の複雑さと人間の理解との間には比べものにならないほどの大きな差があると思う。
  • フィンランド語は猫の言葉 / 稲垣美晴 /講談社文庫/語学を勉強するにあたっての苦しかった経験が、すべて優しさに還元されればそれでいい。
  • 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド / 村上春樹 /講談社/「正しいのは俺たちで、間違っているのは彼らなんだ。俺たちが自然で、奴らが不自然なんだ。」
  • 限りなく透明に近いブルー / 村上龍 /講談社文庫/あなた何かを見よう見ようってしてるのよ、まるで記録しておいて後でその研究する学者みたいにさあ。
  • アンダーグラウンド / 村上春樹 /講談社/これまで私は、自分は生意気で身勝手なところはあるにせよ、決して傲慢な人間ではないと考えてきた。しかし「自分の置かれている立場は、好むと好まざるとにかかわらず、発生的にある種の傲慢さを含んでいるものなのだ」という基本認識をより明確に持つべきだったと、今では反省している。
  • 白い巨塔 / //「能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。」

3月

  • 少林サッカー / チャウ・シンチー //「この興奮と尊敬の念は歌以外では伝えられない」
  • 水の中のふたつの月 / 乃南アサ /角川文庫/
  • 1973年のピンボール / 村上春樹 /講談社/「私には何もないわ」「失わずにすむ」
  • 文学部唯野教授 / 筒井康隆 /岩波書店/「その社会で食っていこうとすればどうしても不純になります。」
  • 遠い太鼓 / 村上春樹 /講談社文庫/世界は原則的に、そのトラブルの質によってアイデンティファイされる。
  • 雨天炎天 / 村上春樹 /新潮文庫/僕の個人的感想を言わせてもらえるなら、女が足を踏みいれることのできない場所が世界にひとつくらいあったっていいじゃないかと思う。男が足を踏みいれることのできない場所がどこかにあったって、僕はべつに怒らない。
  • 村上朝日堂 はいほー! / 村上春樹 /新潮文庫/想像力というものがあれば、我々は大抵のものは乗り切っていけるのだ。
  • やがて哀しき外国語 / 村上春樹 /講談社文庫/自分の書いたものが多くの人にボロクソに言われても、十人のうち一人か二人に自分の思いがすぱっと届いていればそれでいいと強固に、一種の生活感覚として信じることができる。
  • 中国行きのスロウ・ボート / 村上春樹 /中公文庫/個人の個体性の奇妙さというのは、あらゆるカテゴリーや一般論を超えている。
  • 国境の南、太陽の西 / 村上春樹 /講談社文庫/大事だったのは、自分が今、何かに激しく巻きこまれていて、その何かの中には僕にとって重要なものが含まれているはずだ、ということだった。

2月

  • スプートニクの恋人 / 村上春樹 /講談社文庫/ 人にはそれぞれ、あるとくべつな年代にしか手にすることのできないとくべつなものごとがある。それはささやかな炎のようなものだ。注意深く幸運な人はそれを大事に保ち、大きく育て、松明としてかざして生きていくことができる。でもひとたび失われてしまえば、その炎はもう永遠に取り戻せない。
  • 蛍・納屋を焼く・その他の短編 / 村上春樹 /新潮文庫/ 「あんたは何度も何度も勝つことができる。しかし負けるのはたった一度だ。あんたが一度負けたらすべては終わる。そしてあんたはいつか必ず負ける。」(「踊る小人」)
  • 風の歌を聴け / 村上春樹 /講談社文庫/ 「ねえ、人間は生まれつき不公平に作られている。」「誰の言葉?」「ジョン・F・ケネディー」
  • ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編 / 村上春樹 /新潮社/ 「ねぇ岡田さん、一人の人間が誰かを憎むとき、どんな憎しみがいちばん強いとあなた思いますか? それはね、自分が激しく渇望しながら手に入れられないでいるものを、苦もなくひょいと手にいれている人間を目にするときですよ。」
  • ダンス・ダンス・ダンス / 村上春樹 /講談社/ 「人というものはあっけなく死んでしまうものだ。人の生命というものは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて後悔するような人間を僕は好まない。」
  • 羊をめぐる冒険 / 村上春樹 /講談社/ 「君という存在は独自的な存在ではなく、ただのカオスなのだ。」「どうして外国まで出かけていって戦争なんかするんですか?」『僕は「自由意志」ということばを頭の中にキープしておいてから左手の親指とひとさし指で耳をつまんだ。』「君は世界が良くなっていくと信じてるかい?」「何が良くて何が悪いなんて、誰にわかるんだ?」

1月

  • ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編 / 村上春樹 /新潮社/ 「人生というものは、その渦中にある人々が考えているよりはずっと限定されたものなのです。」
  • ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編 / 村上春樹 /新潮社/ 彼は本質的に下劣な人間であり、無内容なエゴイストだった。でも僕よりは明らかに有能な人間だった。
  • ポットショットの銃弾 / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /早川書房/「今や我々にとって複雑すぎるものすべてから退く」「幸運は意図の残滓だ。
  • 持続不可能性 / サイモン・レヴィン/重定南奈子・高須夫悟 訳 /文一総合出版/ 自然界は多様である。そしてその多様性には我々の心を打つ美しさがある。
  • レキシントンの幽霊 / 村上春樹 /文藝春秋/「ある種の人間には深みというものが決定的に欠如しているのです。」(「沈黙」)
  • 湖水に消える / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /早川書房/「自分が望むものを手にする唯一の方法は、それを望まないこと?」
  • ボストン随想 ホーソーン文学によせて / 井坂義雄 /福原書店/ボストンは一つの地を指すのではなくて、精神状態なのだ、と主張する人もいるという。
  • スターダスト / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /早川書房/「どうして人は炎に見入るのか、考えたことがあるか?」
  • プレイメイツ / ロバート・B・パーカー/菊池光 訳 /早川書房/「通常、問題は、何が起きたか判らない点なのだ。」

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